パソコン周辺機器や立体物などへの特殊印刷を手がけるプリンタス(東京都八王子市)は2014年10月6日に、6万円を切る低価格を実現した家庭用3Dプリンター「キュービス CUBIS」の販売を始めた。同社のウェブサイトのショップや楽天市場で注文を受け付けている。
日本語のマニュアルも付属
10万円以上が主流の家庭用3Dプリンターだが、「キュービス」は5万9800円(税込み)という低価格を実現。基本性能にはこだわり開発したという。
3Dプリンターの性能指標である積層ピッチは最小で0.15ミリ。プリンタヘッドを支えるシャフトや軸受けには、静音かつ高精度のドイツ・イグス製を採用。
造形物が出力されるヒーテッドベッドには、材料となるフィラメントの定着率をアップさせる専用フィルムを装備している。
使用できるフィラメントはABS樹脂とPLA樹脂。
英語マニュアルが多い海外製品に対し、「キュービック」には日本語のマニュアルが付属している。
本体サイズは幅431ミリ、奥行き400ミリ、高さ376ミリ。