スズキは2014年10月10日、"スポーツアドベンチャーツアラー"と位置づける新型バイク「V-Strom650XT ABS」を発売した。メーカー希望小売価格は95万400円。
前輪の上まで伸ばしたフロントカウル
街乗りから長距離ツーリングまで楽しめるツーリングモデルとして好評の「V-Strom650 ABS」をベースに、1988年発売の「DR750S」をルーツとする、フロントカウルを前輪の上まで伸ばした、冒険をイメージさせるデザインのフロントマスクを採用した。低速域での衝撃吸収性を高める、チューブレスタイヤ対応のワイヤースポークホイールを備える。
大型風防や20リットル入る燃料タンク、座り心地の良いシート、多機能メーターなどは「V-Strom650 ABS」と共通の装備。力強く扱いやすいV型2気筒エンジンや快適な乗車姿勢により、街乗りから山岳路、高速走行まで多彩なバイクライフに対応する。
車体色は、灰「マットフィブロイングレーメタリック」、青「トリトンブルーメタリック」、白「パールブレーシングホワイト」の3種類を設定した。