「鳥毛立女屏風」も公開
このほか今回は、正倉院で大切に守り伝えられてきた宝物の中から著名な11件が特別出品される。「鳥毛立女屏風 第3扇」「緑地彩絵箱」「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」などだ。奈良時代の造形表現と技術の粋を間近で見ることができる。
いま京都では京都国立博物館の新館がオープンし、9月13日から記念展「京へのいざない」が開かれている。ここでも国宝50余点が公開されている。また同館の明治古都館では10月7日から、特別展「国宝 鳥獣戯画と高山寺」も始まる。これらを合わせて見れば、一気に日本の国宝に詳しくなれそうだ。
いずれの展覧会も会期途中で展示物の入れ替えがあり、きわめて短期間しか公開されない作品もある。事前にホームページなどでよくチェックしてから出かけるのがよさそうだ。