2014年9月21日から、秋の交通安全運動が始まった。 交通安全と言えば思い浮かべるのは車だが、最近では自転車の事故も増えている。 それに伴い、自転車保険に注目が集まっている。
自転車の保険を考える必要がある
満員電車に乗らずに済む、通勤時間に運動することで時間の有効活用できる、1日の始まりに体を動かすことで心と体をリフレッシュできる――といった理由から、最近では自転車通勤をするビジネスマンが増えている。
その一方で、 自転車関連の事故件数が増えているのも事実だ。警察庁の調べによると、自転車対歩行者の交通事故件数は、12年前に比べ約3.5倍増。これらの事故による死傷者の2割が高齢者で、5割近くが若者と子どもという。また、自転車事故の加害者が10代前半であるケースも多い。自転車事故は自分だけでなく家族が、被害者にも加害者にもなる可能性がある。
こうしたことから、自転車保険の提供をおこなうエアーリンクは「だれもが被害者にも加害者にもなる可能性のある自転車事故。子供がその当事者になってしまう最悪の事態のことも含め、自転車の保険を考える必要がある」と話す。同社の自転車保険は賠償額が2億円や1億円のコースがあり、対象には家族も含まれている。