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VoLTEでデータ通信回線のインフラに資源を集約へ

   今年に入り新たな音声通話方式として注目が高まっているのが、音声をデータ通信回線で送受信するVoLTE(Voice Over LTE)という技術だ。IP電話のように、音声をパケット通信で送受信することで、発着信の高速化、通話音質の向上など様々なメリットがもたらされる。また、VoLTE対応端末の普及が進めば、従来音声通話用に用意していた回線を順次データ通信用に転用できるため、通信インフラの快適化も期待できるという。

   3社を比較してみると、NTTドコモは既にVoLTEを運用しているが、iPhoneへの対応は未定。KDDI(au)とソフトバンクも近日中のサービス開始の宿しは伺えるものの、同じく本端末への対応時期は未定だ。通話品質の向上が見込めるだけでなく、通信インフラの整備をよりデータ通信向けに集約することができるため、今後の各社のVoLTE対応に注目したいところだ。

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