錦織圭、ジャガーにアンバサダー起用を売り込む「俊敏さというのは通じるところがある」

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   全米オープンテニスで準優勝した錦織圭選手(24)が英自動車ブランド「ジャガー」のアンバサダー(PR大使)に起用され、2014年9月17日に都内で記者発表会が開かれた。

   通常、企業が有名人を起用する際は広告代理店などを通じて人選を行うのが一般的だが、錦織選手は「こちらからジャガーさんにアタックしました」と明かした。スポーツ選手の側から起用を売り込むのは珍しい。

「ルックスのするどさに加えてパワーもすごくある」

錦織選手はジャガー「Fタイプ コンバーチブル」に「No1. Game Changer」とサインした
錦織選手はジャガー「Fタイプ コンバーチブル」に「No1. Game Changer」とサインした

   錦織選手は壇上で、スポーツカー「Fタイプ コンバーチブル」を前に、アンバサダー起用の経緯について

「米国で試乗したときに本当に一目ぼれしてしまい、ジャガーが好きになって『乗りたいな』という思いがあったので、こちら側からジャガーさんにアタックしました」

と明かした。錦織選手が惜しくも敗れた全米オープンの決勝が行われたのは9月9日(日本時間)で、発表会の告知が報道各社に送られたのは5日も前の9月4日だった。全米オープンよりも、かなり前の段階で起用が決まっていたことがうかがえる。

   自らとジャガーの共通点についても、錦織選手は

「ジャガーはルックスの鋭どさに加えてパワーもすごくある。僕はフットワークを得意にしているので、俊敏さというのは通じるところがある」

などとアピール。錦織選手はFタイプの中でも最上位車種の「V8 S コンバーチブル」をすでに発注しており、

「早く乗りたい気持ちでいっぱい」

と納車を心待ちにしていた。

   錦織選手は、車体に「No1. Game Changer」とサイン。「Game Changer」は「流れを一気に変えるような活躍をする選手」の意だ。

「長い道のりにはなると思うが、ナンバーワンになれるように、これからも頑張りたい」

と改めて世界一を目指すことを誓っていた。

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