スマホを忘れずに 西武-楽天戦で「マルチビュー映像配信」実況解説付きでトライアル実施

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   埼玉県所沢市の西武ドームで2014年9月14、15日に行われるプロ野球パ・リーグ、西武ライオンズ-東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、場内の複数のカメラで撮影した様々なアングルの映像を、専用の実況解説付きでスマートフォン向けに配信する「マルチビュー映像配信サービス」のトライアルが実施される。両日の観客は手持ちのスマホで場内の公衆無線LANサービス、Lions Wi-Fiに接続すれば利用できる。スタジアム内で専用の実況解説を聞きながらマルチビュー映像を視聴できる取り組みは日本初という。

「スタジアムエンターテインメントサービス」の一つに

ライブ映像ページ(左)とリプレイ映像ページ
ライブ映像ページ(左)とリプレイ映像ページ

   この取り組みは、西武ライオンズと日本電信電話株式会社(NTT)や、NTTの関連会社が、西武ドームの来場者に向けた新サービスを開発しようと行っているもの。場内の利用者は、元プロ野球選手によるマルチビュー専用の実況解説を聞きながら、それぞれ好きなアングルを自由に選択しライブ映像やリプレイ映像を楽しむことができる。

   「マルチビュー映像配信サービス」は、球場内に設置された複数台のカメラで様々なアングルから撮影した複数の映像を提供。利用者は好きなアングルからの映像を自由に選択し、客席からは見ることができない選手の表情や動きを見ることができ、自分の席からとは異なる視点で野球を楽しめる。

   映像はライブだけではなく、リプレイも見られるので見逃したシーンやもう一度見たいシーンを様々なアングルから再生できる。

   西武ドームのLions Wi-Fiは高密度アクセスで、大容量の映像配信が可能となり、画質も高く安定したネットワーク環境なので遅延が少ない。

   両日のトライアルでは、「マルチビュー映像配信サービス」に関する利用者の評価の確認や技術検証を実施。その結果を踏まえ、Lions Wi-Fi上で提供している対戦データやクイズ、ゲームと併せ、「スタジアムエンターテインメントサービス」として、来場したファンへの新たなサービスとして提供できるようにするという。

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