激動 大正生まれのサッカー人生
『日独蹴球史秘録 現役最年長記者・賀川浩がひも解く日独サッカー交流100年史』
スーパープレーの感動を大勢が共有できるように文字で表現する、そのためには、膨大な情報量と考察の積み重ね、そして行動力が必要だ。日本サッカー界に知れ渡る名物記者・賀川浩の情熱と体力はいったいどこからやって来るのか。1924年生まれ。自ら選手として活躍したのち、スポーツ記者へ転身。1974年に開催された西ドイツ大会を皮切りに、健康上の理由で欠席した南アフリカ大会以外、すべての大会に足を運んできた。10度目の参加となった今年のブラジル大会では、FIFA公式サイトでプレス席に座る最高齢記者の姿が世界に向けて紹介された。優勝の栄冠に輝いたドイツは、日本にサッカー文化を持ち込んだ国でもある。賀川の含蓄ある解説はブックビヨンドの電子書籍『日独蹴球史秘録 現役最年長記者・賀川浩がひも解く日独サッカー交流100年史』(著・賀川浩、マージーサイド、500円)でじっくり味わえる。