「ぬい撮り」がひそかなブーム 旅先でもぬいぐるみと一緒

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「ぬい撮り」という言葉をご存じだろうか。SNSのMIXIでも1000人以上のメンバーがいるコミュニティがつくられるなど、ネット上でブームになっている。

   「ぬいどり」と音できくと裁縫の一種か何かと思ってしまいそうだが、「ぬいぐるみと一緒に写真を撮る」ことを指している。ネット上で「ぬい撮り」と検索してみると、「今流行りのぬいどりってのをしてみた」「なんか、旅先の写真をぬいぐるみと撮るのが流行ってるの?」「母が、今流行りのぬいどりって言って画像寄越したんだけど」といった発言や、ぬいぐるみをフレームに入れて旅行先や風景を撮った写真がたくさん出てくる。

「警備の人に不審物を持っていると思われた」苦労も

「ぬいぐるみと一緒に写真を撮る」ぬい撮りが流行中
「ぬいぐるみと一緒に写真を撮る」ぬい撮りが流行中

   このぬい撮りを3年ほど前から楽しんでいるという東京都内在住の30代女性会社員は、はじめたきっかけをこう話す。

「友人がある日『(私に)そっくりだから買った。あげる』と人形をくれて、その時は「ああ、どーもー」ぐらいな扱いでしたが、途中からスイッチが入ってかわいがるようになりました。持ち運びに便利な手のひらサイズだったので、夜のナイターへ連れ出して写メールしたんです。そしたら人形が野球を見て応援しているみたいな絵になり『これ可愛いな…』と」

   このところ、NHKの朝の情報番組「朝イチ」(2014年7月25日放送)で紹介されるなど、広く知られるようになった「ぬい撮り」だったが、始めたころは苦労もあったという。

「警備の人に不審物を持っていると思われたことあります。『人形です』と答えると『あー』…微妙な空気に。『今日、痛いやつがいた』『変な人がいた』 と思われたに違いない…」
姉妹サイト