キリンビールが2014年6月10日に発売した新商品キリンチューハイ ビターズの販売が好調だ。7月には年間販売計画を当初の100万ケースから2倍となる200万ケース(1ケース250ml×24本換算)に引き上げた。
「とりあえずチューハイ!」という、新しいライフスタイル
同社によると、その理由は、"ビター""ほろにがい"という今までにない新しい味覚が評価され、一杯目からほろにがいチューハイを飲む「とりあえずチューハイ!」という新しいライフスタイルが広がりつつあることだ。キリンビールが最近おこなった調査によると、普段一杯目からチューハイを飲んでいる人は3割を超えていた。
「評価されているポイントとしては、ほろにがくてスッキリ飲めることが大きな理由。飲みやすくキレのよい後味で、食事ともよくマッチするとお客様からもご好評いただいてる」(同社)
味覚に関する研究・分析を専門とするAISSY(アイシー)の「味博士」と呼ばれる鈴木隆一氏によると、ビターズが食事と合う理由は、「苦味のある飲み物と一緒に組み合わせて食べることで、食事の旨味をより強く感じることができるから」とのこと。こうしたことを受けて、ブランドサイトでは、AISSYと料理研究家が共同開発した"ビターズの各フレーバーに合うおつまみレシピ"を紹介する「大人のおつまみ研究所」と題したコンテンツも用意している。