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明日、同僚が外国人になっていたら?

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心の筋トレ実践編

日本語が通じない店も
日本語が通じない店も
『世界一周ひとりメシ in JAPAN』

   外国人を自宅へ招く前に、幻冬舎の『世界一周ひとりメシ in JAPAN』(著・イシコ、648円)のように、各国の料理店を1人で巡ってみるのもアリだ。客と店員は、食事をしている間だけの"ライトなお付き合い"。1人で行くところがミソで、度胸とコミュニケーション力を試せる。ドアを開ければそこは異国。著者はまさかの人見知りで、席を選ぶのも、注文するのも躊躇してしまう。店員と目が合っては、気まずくなってシドロモドロする姿がおかしい。名古屋にありながら日本語が通じない中国料理店では、蚕の素揚げと犬肉の火鍋に悪戦苦闘。注文を後悔しながら黙ってビールを何杯も飲み続ける。ひとりごとのように語られる各国の歴史やデータ。そこまで知っているのに、著者の会話はいまいち盛り上がらない。このウンチク、実際に役立てられるかは読者次第だ。

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