バンダイは2014年7月22日、円谷プロ完全協力のもと、特撮現場の機材や小道具をミニチュア化してリアルに再現した本格的ジオラマセット「特撮ジオラマ」の購入予約受け付けを、公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で始めた。価格は2万5920円。
付属の台車にカメラを取り付けて撮影可能
再現したのは、1960年代半ば、円谷プロが「ウルトラQ」から「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」を撮影していた時代の撮影現場。現場スタッフへのインタビューや資料をもとに、現代では入手困難な機材を含むさまざまな機材、小道具をラインアップした。付属パーツの機材やビル、背景を組み換えることで、自分だけの場面再現が可能となり、手持ちのフィギュアなどを飾って特撮世界が楽しめる。
ライトの機材は合計8個あり、そのうち4個は点灯させることができる。同梱のクレーンを使えば、実際の撮影現場のように、小物を吊り下げて、飛ばしているようなカットが撮影できる。
ビルの設計や背景画は、円谷プロダクションの造形部門「LSS(ライトスカルプチャースタジオ)」が担当。背景絵のシートを交換することで、晴天、曇天、夕景が再現可能となる。
付属の台車に手持ちのデジカメやスマホを取り付けることで、自らの手で作りあげたジオラマの世界が撮影でき、撮影者の臨場感が味わえる。
サイズは横60×高さ31×奥行き40センチ。15年2月発送予定。