もしかして今日…? スカート穿くべし!
■実例3 『顔色良くないよ! もしかして今日、生理中?』発言
『体調が良くない時にサークルの先輩が大きい声で聞いてきて恥ずかしかった…。しかも、沢山の人がいる場所で!ちょっと憧れてた先輩だったから余計悲しかった…。オブラートに包んでくれれば良かったのに…』(20歳/大学生)
何気ない言葉でも公の場で言われると恥ずかしい時ってありますよね。発言にも気遣いや配慮を心掛けることで男性としての株もアップするはず。デリケートな言葉を発する際は、時と場合を考えて慎重な判断が必要です。
■実例4 『スカート履かないの? もっと女っぽい服着なよ!』発言
『ボーイッシュなファッションが好きで基本パンツスタイルが多いんだけど、職場の先輩に男みたいだからスカート穿けって言われた。好きでパンツを穿いてるのに不愉快な気持ちになったな』(16歳/高校生)
オシャレとしてスカートを履かない女性も多い中で、女性=スカートといった固定概念を押し付けるような発言は立派なセクハラなようです。セクハラだと思わずに発言した言葉でもこのように精神的に傷付けられた経験があるギャルもいるようです。
以上、ギャル達が実際に投げられたことがあるセクハラ的発言を紹介させて頂きました。
価値観や感覚は、性別・年齢によっても、また、相手との関係性によっても変わってくるものであり、どこからどこまでが「セクハラ」なのかといった疑問が生じる場合もあるかもしれませんが、不愉快に感じてしまう発言というのは少し配慮の気持ちを心掛けることで誰もが気付けるはずですよね。
会社の上司や部下間においても友情関係においてもコミュニケーションは重要ですが、「セクハラ」と思われないよう上手な言葉選びが必要になりそうです。
今回波紋を呼んでいる「セクハラヤジ」を機に、一人一人が日頃の発言を考え直してみてはいかがでしょうか。
grp編集部員・ミリにゃん