兵庫県の宝塚市立手塚治虫記念館では2014年7月4日から10月27日にかけて、女性向け恋愛ゲームブランド「オトメイト」とのコラボレーションによる企画展「オトメイト×テヅカオサム テヅカオトメ」を開催する。
週替わり来場者特典はブロマイド
「オトメイト」は「乙女ゲーム」と呼ばれるキャラクター達との恋愛に自分の姿を投影する女性向け恋愛ゲームジャンルのブランド。乙女ゲームは今や一大ジャンルとして確立している。
一方、記念館のある宝塚市は、宝塚歌劇発祥の地であり、いわば「ヅカ乙女」の街。漫画家、故手塚治虫氏も宝塚歌劇の影響をうけて本格的な少女向けストーリーマンガ『リボンの騎士』を描き当時の少女達を夢中にさせた。
乙女を魅了するという両者の共通点を持つ今回のコラボレーションが「どんな化学反応を起こすのか、お楽しみにしてください」という。
メインとなるのは、「オトメイト」の著名クリエイターによるコラボイラストレーション作品の展示だ。たとえば、アムネシアの原画を担当した花邑まいさんが、同作のキャラクター・シンとブラックジャック、ピノコのイラストを描いている。そのほかのコラボ作品は以下の通り。
・『薄桜鬼』×『ブッダ』 illustrated by 四季咲組
・『レンドフルール』×『どろろ』 illustrated by 薄葉カゲロー
・『ワンド オブ フォーチュン』×『リボンの騎士』 illustrated by 薄葉カゲロー
・『NORN9 ノルン+ノネット』×『メトロポリス』 illustrated by 悌太
・『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~』×『鉄腕アトム』 illustrated by 夏目ウタ
・『猛獣使いと王子様』×『ジャングル大帝』 illustrated by miko
・『グラスハートプリンセス』×『ふしぎなメルモ』 illustrated by きなみ由希
・『白華の檻 ~緋色の欠片4~』×『火の鳥』 illustrated by いけ
・『SNOW BOUND LAND』×『ユニコ』 illustrated by 紫あや
・『忍び、恋うつつ』×『リボンの騎士』 illustrated by 中村龍徳
・『恋花デイズ』×『ふしぎなメルモ』 illustrated by 平野克幸
エントランス「オトメイトの世界」では「オトメイト」の年表とパッケージイラストの展示をおこない、乙女ゲームの歴史を解説。「薄桜鬼」「アムネシア」「NORN9 ノルン+ノネット」の世界を再現した撮影ポイントも設置し、自由に写真撮影できる。また、「CLOCK ZERO ~終焉の一秒~」の衣装展示やオトメイト作品タイトルPV上映する。
開催を記念した来場者特典として、手塚作品とコラボするオトメイト各作品の記念ブロマイドを数量限定先着で配布。ブロマイドは、全16種類(各1000枚)で、週ごとに種類が変わる。
開館時間は9時30分から17時。休館日は毎週水曜日(夏休み中の7月23日、30日、8月中は開館)。入館料は大人700円、学生300円、小人100円。