声交わす電話の文化も見直して
振り返れば、私が高校生だった時は、ちょっとしたことでも仲間と電話で連絡を取り、着信の数が自分の人気度を示すバロメーターにもなっていましたが、現代のように文字でのコミュニケーションが多いデジタルネイティブと呼ばれる若者にとっては、電話をすることよりも文字でのコミュニケーションの方が遥かに重要だと考えられていると言っても良いのかもしれません。
だからこそソーシャルな世界では連絡が活発でも、リアルな世界のコミュニケーションにおいては中々会話が弾まなかったり、周囲に馴染めなかったりするコミュ障の若者も増えてきているのでしょう。
もちろん私も普段、文字でのやり取りをすることが多いので否定する訳ではないですが、声を交わすといった電話文化も決して忘れず、むしろそれらを自分のコミュニケーションの糧にし役立てて欲しいとも思うのですが、いかがでしょうか。
今後益々、若者達の文字文化が活発になることを考えると、リアルな世界でのコミュニケーションにおいて自分を上手く表現することがきちんと出来るのか、心配になるばかりです…。
grp編集長・まぁ~さ