アニメ専門チャンネル「アニマックス」は、「父と子のアニメ観賞に関する調査」を実施し、結果を公表した。
育児を積極的におこなう男性を表す「イクメン」という言葉はここ数年で一般的になり、父親たちの育児参加が注目されている。そうした中、父親が気軽に参加できる育児として「アニメ観賞」を実践している男性に注目した。
アニメ観賞を楽しく活用
それによると、自身を「イクメン」だと認識している父親の約90%、さらには父親全体でも80%以上が子供と一緒にアニメを観ていた。頻度別では、3人に2人の現役パパが「週に1回以上」子供と一緒にアニメを観賞しており、「週に2-3回」とした回答も30%ほど見られた。こうしたことから同社は「父子でのアニメ観賞が日常的に実践されていることが伺える」という。 なお、1回あたりの観賞時間は「30分以上」が全体の55%と過半数を占めていた。
さらに、「イクメン」と自己認識している父親では、80%以上が「アニメ観賞が子供とのコミュニケーションを活発にする」と考えていることもわかった。
「現役パパは子供とのコミュニケーションにアニメ観賞を楽しく活用しているようです」(同社)
これを裏書きするように、父子でのアニメ観賞を実践している家庭の90%以上が「父と子の関係が良好」だった(実践していない家庭は68%)。