「ほのかだけど、気持ちいいもの」を感じて
こうしてまさに手探りで手間暇かけて出来上がった製品は「実は私、炭酸は苦手なんですけど…」と明かす屋さんも「これは飲みやすいです。それに、花の香りといわれると、強い香りを想像される方もいるかもしれませんが、あくまで『ほのか』。飲みやすく仕上がっていると思います」と自信の仕上がりだ。
図子さんは製品の狙いについて、「炭酸水はヨーロッパでは水と同じように飲まれていますし、それに花の香りが足されることで『普段のんでいるものよりもいい』というぜいたくさが加わります。まずはランチシーンにぴったりだよね、というところから、食事のお供や水分補給といった飲み方へ広げていきたいです」と話し、「モロッコでも実際にフラワーウォーターを作ってみましたが、お母さんたちは本当にたくさんの手間暇をかけてフラワーウォーターをつくっています。その知恵を知ってもらいたくて、わたしたちも手間暇をかけたので、ぜひ『ほのかだけど、気持ちいいもの』を感じていただければ、と思います」と訴えた。