BBQをはじめ、野外でのレジャーが増える夏はビールが飲みたくなる機会も多い。この季節、車の運転などで飲めないという人たちにとってノンアルコールビールは強い味方だ。
しかし、困りものなのがふつうのビールと違って味の選択肢が少ないこと。そうした中、アサヒビールは黒ビールテイスト清涼飲料「アサヒ ドライゼロブラック」を、2014年6月10日に全国で発売した。世界初となる "カロリーゼロ" と"糖質ゼロ"を実現している。
黒ビールならではの味わいがノンアルコールで楽しめる
「アサヒ ドライゼロ」は13年10月以降、6か月連続で前年比2桁増を達成し、本年1~3月の累計販売数量は前年実績を約3割上回る109万箱という人気商品だ。今回その「ドライゼロ」から黒ビールのようなコクとうま味をもつ新商品として登場した「ドライゼロブラック」は、そうした特徴を保ちつつ「ドライゼロ」ブランドのクリアな後味が楽しめるのが大きなアピールポイントとなっている。
実際に飲んでみると、まずは黒ビール独特の香りと苦みが感じられた。味に雑味はなく、ホップの味がより楽しめて、コクもある印象だ。飲み込んだ後の後味はすっきりしており、食事にあいそうだった。編集部内でも「クセになりそう」「ノンアルコール・カロリーゼロ・糖質ゼロなのにしっかりとした味が感じられるのが嬉しい」といった感想がきかれた。黒ビールの味わいがノンアルコールで楽しめることに不意を突かれた感じもする。
アサヒビールでは「ドライゼロブラック」の発売により、伸長が続くビールテイスト清涼飲料市場に新たな選択肢を提供し、さらなる市場活性化を図りたい考えだ。
「ドライゼロブラック」は350ml缶での販売。価格は、オープン。