臨海副都心が整備されるずっと以前の1950年から続いており、今ではすっかり首都の風物詩となった東海汽船の「東京湾納涼船」が2014年も7月1日から、運航がスタートする。これまでの好評に応えて今年は1週間長く9月30日まで毎日クルージングが行われ、昨年より多い約14万人の客を見込んでいる。全日予約制。
7月1日から、期間延長し9月30日まで
空が暗くなり始めた午後7時15分に竹芝客船ターミナルを出航し、東京湾内を周遊。この間、海上の涼風に癒されながら、フリードリンクの飲み物を手に浴衣ダンサーズのショータイムなどを楽しんで、午後9時に客船ターミナルに戻る
料金(税込)は大人2600円、中高生1050円、小学生550円。金、土、日を祝日を除いては、浴衣を着て乗船の「大人」は1000円引きになる。
これまでは9月23日までの運航で、昨年は過去最高の13万3000人が納涼クルージングを楽しんだ。船は5000トンクラスの大型客船が使用され定員は1600人だが、連日チケットは売り切れとなったことから、今年は期間を1週間長くした。
「納涼」に加えたもう一つのお楽しみ、15周年を迎えた「ゆかたダンサーズ」のパフォーマンスが今年はさらに充実。89人がエントリーしたオーディションを勝ち抜いた9人のゆかた美人がショータイムを演じ、ダンスタイムをリードする。
東京・二番町のJ-Castニュース編集部にこのほど、ダンサーズのメンバーのうち、内田百合香さん(22)、鶴田麻子(まこ)さん(23)、下仮屋カナエさん(20)の3人が訪れ、納涼船をPR。内田さんは「パフォーマンスは毎日違うので繰り返して来てください」とステージをプッシュすれば、鶴田さんは「船内のフードコートにはケバブやお寿司のほかスイーツもありますので女性もぜひ」と、食をアピール。下仮屋さんは「ダンスのほかは夜景が目玉。東京タワーとスカイツリーが同時に見られます」とナイトクルージングの魅力をうったえた。
予約・問い合わせは「東海汽船 納涼船予約係」へ、電話(03-3437-6119)かHPを通じて。