マカオ人気リゾート10周年 幻想的ライトアップでお祝い

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   中国・マカオのカジノリゾート「サンズ・マカオ」が10周年を迎え、2014年5月18日に記念セレモニーが開催された。同リゾートを運営するサンズ・チャイナのエドワード・トレーシー社長兼CEO(最高経営責任者)は「10年間で目を見張るほどの速さで成長を遂げたことを祝したい」と感慨深い様子で語った。

「最高のエンタテインメントをお届けしたい」

サンズ・マカオ前の広場にはライトアップされた「砂」の彫刻が登場
サンズ・マカオ前の広場にはライトアップされた「砂」の彫刻が登場 昼間は金色に輝く建物が目印
昼間は金色に輝く建物が目印
「サンズ・チャイナが大きく成長したことはもちろん、マカオを世界有数の観光とレジャーの中心地として発展させてきたことも意義深い。複合型リゾートのビジネスモデルを活かし、私たちこれからも、マカオにスポーツ、映画、音楽など最高のエンタテインメントをお届けしたい」

   セレモニーには、中国政府関係者をはじめ、米ラスベガス・サンズのシェルドン・アデルソン会長ら関係者が参列した。セレモニーの一環で、上空には花火が打ち上がり、サンズ・マカオ前の広場には、10記周年を記念して、ピラミッド風に「砂」を固めて作り上げた彫刻が登場。夜間は、この彫刻をさまざまな色で照らすライトアップで、幻想的な雰囲気に包まれた。

   サンズ・マカオは、米ラスベガス・サンズの子会社のサンズ・チャイナが運営する。04年のオープン時はマカオ初のラスベガス式カジノとして話題に。マカオのフェリーターミナルから車で約5分(送迎バスあり)とアクセスがよく、金色に輝く建物が目印だ。289室のスイートと51室のプレミアムスイート、レストラン、劇場、屋外プール、会議場・宴会施設を備える。2万4000平方メートルのカジノスペースには1000台以上のスロットマシーン、200以上あるゲームテーブルではバカラやポーカー、ブラックジャックなどを楽しめる。

   施設内のレストランでは、広東料理を楽しめる「ゴールデンコート」と「コパステーキハウス」の人気が高い。ゴールデンコートの看板メニューは自家製XOソースが隠し味の「ボストン・ロブスター四川チリソースフライ」(価格は319マカオ・パタカ)。コパステーキハウスでは脂肪分が多くジューシーな「リブアイ・ステーキ 12オンス」(328マカオ・パタカ)を注文する客が多いという。

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