「考え古い」「柔軟性なし」…と氷河期にそっぽ
では、一方でゆとり世代のギャル達は自らの「ゆとり」についてどのように考えているのでしょうか。ゆとり世代のギャル達の意見がこちらです。
『何かある度に「ゆとり」って言葉を出されるのは良い気分じゃない! 先輩に、あたかも自分の考えが当たり前って感じで怒られたりするけど、私にとっては当たり前じゃないし、古い考えを押し付けられるのはうんざり…』(会社員/18歳)
『バイト先に厳しい先輩がいて、よく「今時の若いのは…」って嘆かれることがある(笑)。でも、それがゆとりの環境で育ってきたウチの考え方だし、ウチからしてみたら先輩の考え方の方がおかしいって思っちゃう!』(大学生/19歳)
『ゆとり世代じゃない人達って気持ちに余裕がないよね! だからちょっとした変化に柔軟な対応が出来なくて空回りしてる気がする…。自分にも他人にも厳しいのは良いことかもしれないけど、もっと気楽に物事を考えたり少しは甘えた方が効率良く進むことだってあるのに!』(22歳/会社員)
このようにゆとり世代にとってもまた、氷河期世代へ疑問を感じている声が多く聞くことが出来、氷河期世代にとって当たり前だったことが当たり前ではないゆとり世代にとっては、『これだから、ゆとりは…』といった言葉を浴びせられても、これまで生きてきた人生そのものを否定されたような気分になってしまうといった意見も出されました。
それでは、両世代が良い関係を築いていくには一体どのようにすることが良いのでしょうか?