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汽水の匂う国を歩いた名エッセー

<もう一冊>『日本<汽水>紀行』(畠山重篤著、文藝春秋)が毎日新聞に。川と海が交わる汽水域を、気仙沼でカキ養殖をする著者がたずね歩いた。豊かな生き物たちの姿に感心し、上流と下流の調和を説く。

   日本の自然を見つめた名エッセー。「この国はどこに行っても汽水の匂いが漂う」という著者の言葉に読者はうなずいてしまうはずだ。

   「流域を一つながりのものとして捉えることの大切さ」と、評者のノンフィクション作家・稲泉連さんが薦めている。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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