制服の「枠」超え、私服とミックス
次の注目すべきポイントとしては、これまで靴下と言えば、元々白ソックスなどを青文字系がよく履いていたアイテムであったことで、中々ギャルの間には浸透していなかったのですが、そのスポーツMIXブームとともに、次世代のファッションアイコンとして注目を集めた「ネオギャル」がこの靴下を積極的に取り入れたことで、これまでは私服にはマッチしないと思われていたアイテムが「可愛い」と認識され始めたのです。
ちなみにネオギャルは白髪や金髪、もしくはピンク、パープル、ブルー系の髪色で、メイクは太眉、濃い目のリップなどを施しており、一言で言えば「外国人を意識したギャル」で、従来の王道ギャルのように金髪や黒肌・濃いめのギャルメイクをしていないのが特徴です。
そんなネオギャル達が3本ソックスから、ナイキやチャンピオンといったスポーツブランドの靴下を取りいれたことで、ギャルの間にも私服に靴下を合わせるのが認知され、それに伴い、靴下界の神様的存在にあたるルーズソックスにも注目し始めたのだと思います。