3月に公開されたディズニーの長編アニメーション映画「アナと雪の女王」。世界中で大ヒットし、興行収入はディズニーの長編アニメとしてこれまでのトップをキープし続けてきた「ライオンキング」を大きく上回り、約20年ぶりに記録を塗り替えたことでも話題となっています。
ギャル達の間でも実際に映画館に足を運び、「アナと雪の女王」に虜になっているといった声が多く聞かれていますが、何故「アナと雪の女王」に魅了されるのでしょうか。
そこで今回は、その理由をギャル達に調査してみました。
CM、「Let it go」にそそられ映画館へ
まず、なぜ映画館に足を運ぼうと思ったのか聞いてみると、
『普段そんなに映画館に行ってまで観ようと思わないけど、テレビのCMで見て、面白そうだったし結末が気になって観たくなった!』
『映画を観る前から主題歌の「Let it go」が頭に残っちゃって、劇中ではどんな風に使われているのか知りたかった!』
『ディズニー好きとしては絶対映画館で観たいと思ってたんだぁ! 特にプリンセス系は大好きだけど、アナもエルサもオカワだったから公開日に観に行っちゃったよ!』
――などといった意見が聞かれ、公開日より先にテレビコマーシャルなどで目にし、期待感を煽られていたギャルが多かったようです。
「双子」で「アナとエルサ」になり切り
では、本題であるギャル達が「魅了される理由」とは一体何なのでしょうか。続けて調査してみると、こんな意見が挙がりました。
『観た後にアナとエルサに愛着が湧いちゃって、今じゃ大ファン(笑)。プリンセスが2人いるところが良いと思う! ウチは親友と観に行ったんだけど、親友はしっかりしてるからエルサ派、ウチはアナ派って決めて、アナとエルサのお揃いのグッズを買いたいな!』
『とにかくアナとエルサが可愛い! 友達はアナ、あたしはエルサを意識したメイクと髪型をして映画館に行ったよ! カラコンの色を変えたりシャドウを緑、髪型は三つ編みにしたり!映画ももちろん良かったけど、友達とプリンセスごっこが出来て楽しかった(笑)』
『これまではラプンツェルが好きでコスプレしてディズニーハロウィーンに行ったことがあるんだけど、今年のハロウィーンはアナとエルサのコスプレをしたいな! 友達と同じ映画のコスプレが出来れば楽しめるしね!』
ストーリーや楽曲、3Dといった部分に魅了されているギャル達の声も聞かれたものの、このように、プリンセスが2人登場するといった部分により魅了されているギャルが多いことが分かりました。
というのも、ギャル達は仲良しの友達とお揃いのコーディネートやヘアをしたり、何でも気兼ねなく話せるような間柄のことを「2娘1」や「双子」といった言葉で表現するのですが、友達とアナ派とエルサ派に分かれることで、グッズをお揃いにしたり、ヘアやメイクを意識させることで「アナとエルサ」になり切るなど、友達と一緒に映画を好きになれるところがポイントのようです。
ハロウィーンのTDRはプリンセスだらけに…
また、ハロウィーンの時期にはコスプレをして東京ディズニーリゾートを訪れる熱狂的なディズニープリンセスファンも多く、今回はプリンセスが2人ということで友達と一緒にコスプレが出来ると意気込んでいるギャルもいるほどです。
ギャル達にとって「アナと雪の女王」の魅力は、「アナとエルサ」が真実の愛を確かめるように、自分と友達に置きかえながら、その友情を分かち合っていけるといった点にあると言えそうですね。
ちなみに友情を確かめ合う一種のスキンシップとして、ギャルの間では特に抵抗なく女同士でキスをし合い、SNSなどで仲良し度をアピールするケースも多々あります。そのぐらい仲の良さをアピールしたいと思うのがギャル心であり、友情の証として周りに伝えたいと思うものなのでしょうね。
終わらないアナ雪ブームに続き、アナとエルサが姉妹で愛情を送り合ったように、ギャルの間では友情への愛情表現をこのようにし合うケースが今後も増えていきそうです。
grp編集部・ミリにゃん