「健康」のために食事に気を配ったり、運動を生活に取り入れる人は多い。食事も運動も活動の一部であるが、それでは、健康に効果的な休息について考えたことがあるだろうか。とくに大切なのは睡眠。身体的な披露は横になることでもある程度は回復するが、脳が休息するために睡眠は欠かせない。また睡眠の取り方によって、脳の働き方も変わるという。まもなく5月というこの時期は、新生活のリズムにも慣れた頃。睡眠を見直して、消耗しやすくなる夏に備えよう。
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脳の活性化は"攻め"の睡眠で
『睡眠と脳の科学』
睡眠中には脳が休息をとる一方、さまざまなホルモンが分泌され、起きている間の活動で消耗した身体を修復する。祥伝社新書の『睡眠と脳の科学』(著・古賀良彦、821円)は、こうした睡眠のメカニズムをわかりやすく説明し、快眠できる環境を示す。どうすれば理想の睡眠が取れるか実践的なアドバイスに取り組み、ケースに応じた効果的な睡眠法も紹介。徹夜をする時、一夜漬けで効率的な勉強をしたい時、飛行機など乗り物に長時間乗る時、熱帯夜に熟睡したい時、かぜを引いた時…など、だれもが経験したことがありそうな、睡眠を効果的に活かしたいときの"攻め"の睡眠まで網羅した。