総務省統計局と独立行政法人の統計センターは、スマートフォンによる統計情報提供アプリ「アプリDe統計」を開発、2014年4月15日に試行版(Android版)の提供を開始した。
両組織は統計のオープンデータ化をすすめており、その一環として統計の有益性や便利さを広く伝えるねらい。
統計局が持つ約50の統計を扱っており、利用可能なデータは主に人口、世帯などの国勢調査、民営事業所数や従業者数などの経済センサス活動調査、小売物価統計調査、家計調査など。14年度末にiOS版を含め、本格版をリリースする予定。その際には他省庁の統計データもAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)で連携できるようになるという。
試行版では、今、自分がいる場所の市区町村の統計データをスマートフォンのGPSと統計API機能を連動させ表示する「City Stat」機能、基本的な統計データを手軽に表示する「ポケット統計」や、様々な日にちなんだ統計情報や統計にまつわるクイズ、ちょっとした統計グラフの作成のできる 「とうけいどけい」の3つの機能を実装している。
Android OS4.0.3以上のスマートフォンで利用可能。価格は無料。