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プレハブ住宅をつくった技術者たち

   建築の世界で「均一で個性がない」と批判されてきた日本の住宅様式を再評価する動きが出ているそうだ。『箱の産業』(松村秀一ら編著、彰国社)がプレハブ住宅を作りだした技術者たちの証言を通じて住まいの文化を考える。住宅展示場は世界では珍しいものらしい。丁寧に仕上げてきた技の集積が、たしかにある。

   『いえ 団地 まち』(木下庸子ら編著、住まいの図書館出版局)は、これも世界にないという住宅公団の歴史と変容。どちらも日経に。評者は建築批評家の五十嵐太郎さん。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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