「日本語の美に対する新鮮な感覚」
「日本語の美しさと普遍性について、驚くべき説得力」「日本語の美に対する新鮮な感覚を呼び起こしてくれる」と、毎日新聞の評者・沼野充義さん。書評は朝日新聞にも、こちらの評者は隈研吾さん。
<もう一冊>この著者もとり上げた松尾芭蕉。彼の名作をRPGに見立ててひも解く『本当はこんなに面白いおくのほそ道』(安田登著、じっぴコンパクト新書)が読売新聞に。
芭蕉のトークに導かれて、門人たちは実際には行ったことのない東北を心で旅したという。詩人の魂や四季の景色が「怪物」の代役。物語と現実の風土をいっしょに味わえる。
(ジャーナリスト 高橋俊一)
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