ベビーシッターに預けられた男児が遺体で発見された事件を受け、ギャルの間では波紋が広がっています。殺害に至ったベビーシッターの犯行はもちろんですが、インターネットの紹介サイトを通して知り合った男に2歳児と1歳に満たない我が子を預けるといった母親の行動に対しても疑問視する声が相次いでいます。
シンママは"見ず知らず頼り"に理解
そこで今回、ギャル達にこの「ベビーシッター事件」について調査してみました。まず率直にどう思ったかを聞いてみると、
『ベビーシッターって安心感のあるイメージだったから、正直ビックリした…。でも、よく考えてみれば、日頃から付き合いのない全然知らない人に預けるって怖いよね…。ベビーシッターとは言え赤の他人だし、今回の件でベビーシッターの見方が変わったかも…』
『いくら仕事だからってまだ言葉も話せない子供を知らない人のところに何泊も預けるなんてありえない。しかも、今回はネットを通して知り合った人でしょ? 母親の行動が信じられないって思っちゃうなぁ~』
『ウチはシンママだから自分が働かなきゃ子供を育てられないんだけど、体調崩してる時でも仕事に行かなくちゃいけない時とかあるし、状況は違うけど、どうしようもない時ってあるから、見ず知らずのベビーシッターを頼ってしまった母親の気持ちも分からなくない』
などといった意見が聞かれ、ベビーシッターの行動に対し驚きの声を挙げるギャルもいれば、同じように子供を育てる立場にいるギャルシングルマザーからは、子育てをする上で誰かの助けを必要とするといった体験において、痛ましい事件に巻き込まれてしまった母親に対し悲痛な叫びを代弁するような意見もありました。
身近に信用出来る人を増やすのが良い
では、今後このような事件が起こらないためには、どのような対策が必要なのでしょうか。さらにギャル達に聞いてみると、このような意見を聞くことが出来ました。
『最近は保育園でも空きがなくて受け入れてもらえないところが多いらしいけど、そうなった時に頼れる先を増やしておくべきだと思う。普段から関係があって信頼している人に預けられれば、こんな事件にならなかったはずだし!』
『見知らぬベビーシッターじゃなくて、近所に預けられる人を探すのはどう!? 私が幼い頃は、近所の家に預けられたり、近所の子が家に遊びに来たりしていたよ! 家族ぐるみでの付き合いだったから、本当の家族みたいな信頼感もあったんじゃないかな?』
『掲示板でベビーシッターを見つけるほどだったら、身近に信用出来る人を増やすのが良いと思う。ウチは一人暮らしを始めて住んでる地域のことを相談出来る人がいなくて困ることがあるから、近所で仲良くなれる人が出来たらいいなって思うんだぁ』
ギャルの多くは幼いころは預かったり預けられたり
このようにネットで預け先を探さないといけないほど保育園などの当てがないのであれば、周囲との上手なコミュニケーションを図り、近所付き合いにおいて信頼感を深められる関係を築くことでお互いが助け合うことが出来る環境を作ることが出来るのではないかとギャル達は考えたようです。
それには幼い頃に実際に同じ団地に住んでいた近所の人に預けられたり、学校帰りには両親が帰宅するまで遊びに行ったりするギャルも多くいたことから、近所付き合いにおいて信頼関係を築く「困った時はお互い様対策」を挙げたようです。
皆さんは身近に信頼して頼れる場所はありますか?
ネットだけの仮想関係を築き上げていませんか?
トラブルを防ぐためにも、リアルな現実社会での信頼関係を築くコミュニケーションがこの先も求められると言えそうです。もちろんこれ以上ネット社会が普及し続けたとしても…。
grp編集部・ミリにゃん