パナソニックは2014年4月24日、4K動画も撮影できるミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-GH4」を発売する。ボディー単体と、ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.」が付属するキットをラインアップした。いずれもオープン価格。ネット通販サイトでは、ボディー単体で16万7000円台から18万1000円台。
新方式「空間認識AF」搭載
有効1605万画素の4/3型Live MOSセンサーとヴィーナスエンジンを新開発。高速読み出し処理が可能となり、連写性能が向上したほか、動画や電子シャッター時の歪み現象(ローリングシャッター現象)を低減できるようになった。また、独自の空間認識技術「DFD(Depth From Defocus)テクノロジー」による新方式「空間認識AF(オートフォーカス)」を搭載し、AF合焦速度は0.07秒、連写は毎秒12コマを実現した。
ファインダーには約236万ドット有機EL(OLED)を採用。応答速度とコントラストの高さを生かし、動く被写体にもレスポンスよく、快適な撮影をアシスト。背面のバリアングルモニターには、約104万ドットの静電容量方式タッチ有機EL(OLED)を備える。
さらに、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K動画撮影を実現し、撮影した4K動画は再生中に8Mの静止画として切り出すことができる。
サイズは幅132.9×高さ93.4×奥行き83.9ミリ、重量は約480グラム(ボディーのみ)。