台湾企業の日本法人、XYZプリンティングジャパンは2014年3月18日、個人や中小企業向けの格安3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」を発売した。
100ミクロ単位で調整できる
価格の高さや、使用に際しての調整の手間が煩雑などの理由で、個人など一般のユーザーにはハードルが高かった3Dプリンタだが、「ダヴィンチ 1.0」はホームユースで市場開拓を目指している。
インクジェットプリンタのようにすぐに使えるのが特徴で、組立済み、調整済みの状態で出荷されるため、特別な調整は不要だ。
フィラメント(3Dプリンタ用のインク)は12色。同じ作品でも色を変えることで、違ったイメージを楽しめる。
初めて3Dプリンタを使う人でも、すぐに作り始められる専用ユーティリティソフトウェアが付属。ズーム、回転、サイズといった項目を100ミクロ単位で調整できる。
また、作成したデータの公開や、データのダウンロード、編集ができる専用サイト「XYZプリンティング ギャラリー」も開設されている。
価格は税込6万9800円。消費税率変更後も、同価格の見通し。