子供のSOSに気付ける「プロ」の親になって
そんなギャル達からいじめ被害で悩む子を助けるための要望として強く挙げられていたのが、
『いじめのSOSに親が気付いて欲しい』
――と、子供から発している危険信号を親に素早く察知して欲しいといったところでした。
それには現代の若者はネット社会に育ったことでリアルなコミュニケーションを苦手に思う子が多く、特に友人や知人に対し素直な自分を出せないといったことが関係しているようですが、『長年一緒にいる家族にだけは何かしらのサインが出ている』といじめ被害を受けた彼女達は語ってくれました。
もちろん子供の性格も十人十色で、マニュアルや説明書といったものもなく誰もが「プロ」の親になるのは簡単なことではないですが、少しでも子供のSOSに気付いてあげられるような「プロ」になって欲しいと親世代へ強く望んでいるようです。
そしてこれらのいじめエピソードと彼女達からの要望を通し、10人に7人がいじめ被害を受けたという実態が少しでも少なくなることを願うばかりです。
GRP編集長・まぁ~さ