警察庁は先月27日(2014年2月)、全国の警察が2013年の1年間にいじめが原因として摘発した事件は、前年比で約6割増加の410件だったことを発表しました。
これに対しネット上では、
『400件…。47都道府県別で1県あたり平均8.5件。そんな少ないわけないよね?』
『度を越したものが400件ってだけで、大小問わずカウントしたらもっとあると思う』
『隠れていただけでまだまだもっとある。表面化した件数が増えたっていうだけ。氷山の一角…』
――などと、摘発されたのが約400件で、まだ明るみに出ていないいじめ事件が無数にあると疑問視する声が多く寄せられていました。
その声をもとに早速、GRPでも調査を行うと70.2%のギャル達が「いじめ被害を受けたことがある」と回答する結果となり、10人に7人がいじめ被害を受けた実態が明らかとなりました。
では彼女達が受けたいじめ被害とはどういったものなのでしょうか。
ギャルから寄せられたリアルいじめエピソードをお聞き下さい。
シカト、仲間外れ、ハブられる日常を経験
『クラスでいじめを受けている子がいて…。見てられなくなってその子をかばったら、次の日から逆に自分がいじめの標的になった。シカトから始まって、仲間外れ、教科書を捨てられたり、机の中にゴミが入っていたこともあって毎日学校に行くのが苦痛だった。極めつけは、椅子の上に画ビョウが置いてあったことだなぁ。これをされてから学校には行けなくなっちゃったんだよね…』
『ダンゴムシをかけられたり、シカトとか悪口をいっぱい言われた。あとはトイレに入っていたら水を上からかけられたり、黒板に好きな人の名前を書かれてクラスの笑いものにされたこともあった。ある時、首を締められたことがあって、怖すぎて自殺まで考えた。でも親には言えなかったな。自分がターゲットにされた時の恐怖はもう味わいたくない…』
『ウチは親の都合でよく引越しする家庭だったんだ。で、引っ越し先での学校での初日って、他のクラスからも見学に来る人もいたりで絶対注目を集めるのね。その時にちょっとスカートが短かったことで、次の日からクラス中で女子から無視…。ハブられることも日常茶飯事だった。でもそれから何とか打ち解けたと思ったんだけど、仲良くしてた友達にハメられて、待ち合わせの時に知らない人がいっぱい集まってきて集団リンチされた。もうあの時に戻りたくない』