【書評ウォッチ】科学者が解き明かす幸福論 客観的に人の心を眺めると

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

なぜ治るのかを問いかけた大作も

   心理療法を扱った大作『セラピスト』(最相葉月著、新潮社)が朝日と中日、東京新聞に。精神科医やカウンセラーらの世界を5年かけて取材・執筆した。河合隼雄氏の「箱庭療法」について考え、中井久夫氏の「絵画療法」も自ら体験した。それでなぜ治るのかを問いかけ、時代とともに変わる患者の症状と治す側の試行錯誤を描いた。

   「市民のこれからの課題にまっさきに取り組んだ仕事」と朝日の評者・鷲田清一さん。中日・東京新聞は著者紹介欄に。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

姉妹サイト