【BOOKウオッチ】
銀メダルの平野君にあやかりたい どんな「英才教育」を受けたのか

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20歳過ぎてもただの人でなかった超天才

『読む・書く・考える IQ200の「学び」の方法』
読む・書く・考える IQ200の「学び」の方法
読む・書く・考える IQ200の「学び」の方法

   「10歳で神童、15歳で才子、20歳過ぎればただの人」ということわざがあるが、祥伝社の『読む・書く・考える IQ200の「学び」の方法』(著・矢野祥、1365円)は、ただの人に終わらなかった神童がその勉強法を公開し、これまでの歩みを綴ったものだ。

   著者は1990年、日本人の父と韓国人の母との間に生まれた。3歳でショパンのピアノ曲を弾き、4歳でIQ(知能指数)200以上と測定された。9歳で米イリノイ州のロヨラ大学に入学、12歳でシカゴ大学医学部大学院に進む。18歳で生物学博士号を授与され、21歳で医学博士号を取得し、現在はシカゴ大学付属病院で医師として勤務している。「『学び』」とは何か」から始まり、「読む」「書く」「考える」「習う」と続き、初めて読んだ本や母に叱られて書いた反省文、授業の勉強法にも触れるなど興味深い内容となっている。

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