【BOOKウオッチ】
銀メダルの平野君にあやかりたい どんな「英才教育」を受けたのか

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成績左右するのは暗記より鉛筆の持ち方

『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』
御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える  頭のいい子の育て方
御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方

   高校受験、大学受験も大変だが、親がいちばん気をもむのは12歳で受験する中学受験だ。遊び盛りの子どもを机に向かわせ、よその子より一歩でも先に進ませるにはどうしたらいいか。この手の受験ものは数多いが、アスコムの『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』(著・西村則康、1365円)の著者は、これまで有名難関中学に2500人以上合格させてきたという実績を誇る家庭教師のプロだ。

   受験勉強を単なる詰め込みや暗記とせず、「なぜ」や「だから」を大事にする。具体的には「小4までに『なるほど!』と3000回言えるか」「コンパスが使えない子は理数脳になれない」「鉛筆の持ち方が成績を左右する」といったチェックポイントを上げる。「きょう学校どうだった?」「楽しかった」なんていう会話は最悪だそうだ。

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