要はおかしな政治家を起用しないこと
素人だからこそできたのかも知れない。玄人を超えた素人といってもよい。「この評伝には、人間坂田が生きている。今後の日本の防衛大臣の必読書となるだろう」と中日と東京新聞の評者・平川祐弘さん。こういう大臣もいたのだ。素人・玄人はどうやら関係ない。要は、時の総理大臣がおかしな政治家を起用しないことだ。まさに任命責任が問われる。
『「怒らない」選択法、「怒る」技術』(苫米地英人著、東邦出版)が日経新聞のビジネス書ランキングに。怒りの70%は、実はまったく怒る必要がないのだそうだ。バカ大臣に怒ってもしかたないか、けれどなあ?
(ジャーナリスト 高橋俊一)
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