ここ最近「若者のフェイスブック離れ」という言葉をよく耳にするようになりました。ギャルの間では1年程前から注目されるようになり、利用者は以前と比べて増えたものの、ラインやツイッターのような爆発的ブームにまでは至っていないのが現状です。また『前までは見ていたけど、最近は更新しなくなった』といった声も寄せられるほど…。
ではなぜ若者の中心的存在であるギャルの間では、ラインやツイッターように依存するような不可欠な存在にまで構築されていないのでしょうか。今回はそこにスポットを当ててみたいと思います。
カスタマイズできないし、本名出さなくっちゃいけないし…
まずギャル達においてフェイスブックへの入りとして懸念要素となるのが、本名制度だと言えます。と言うのもこれまで何度かお伝えしたことがあるかと思いますが、彼女達はファッションやメイクで個性を出すように名前も他の人とは違う変わったネーミングをすることが主流となっており、本名を明かしたくないというのが本音です。
それは各ギャル誌を見ても分かると思いますが、みくりんたん、ガオ、なおてぃぃぃぃぃぃん、はー汰ラ、ばしこ、ベイブ、みどりむし――といった大人達からは想像出来ない名前をアレンジし、自らの魅力をアピールするほど…。
次にフェイスブックのデザイン制を指摘するギャルもいます。
それには彼女達がフェイスブックと似ているmixi世代だったことが大きく関係しているようで、mixiやブログのような自分達でアレンジやカスタマイズ可能なデザインを求め、中々かしこまったデザインを受け入れ難いと言えます。