人気教授とカリスマ教師による入門書
『一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ』
グローバル化の進む中、英語をなんとかモノにしたいと思っている人は、昨今ますます増えている。残念ながら、その思いとは裏腹に英語の勉強に挫折したという人も数多い。祥伝社新書の『一生モノの英語勉強法――「理系的」学習システムのすすめ』(著・鎌田浩毅、吉田明宏、861円)は、そんな人のために「理系的」という切り口で新しい学習法を提示した英語の入門書である。
日本語で「これはペンです」というところを英語では「This is a pen」とわざわざ「a」をつける。これはなぜなのか。理系的に学ぶとは、こうした英語の構造を理解するところから始まる。この学習法は英語に限らず他の勉強一般にも役立ちそうだ。著者のふたりは京大の人気教授とカリスマ受験英語教師という黄金コンビである。