強烈な風味の要因はローズソース?
ここまで言われていたら、挑戦せずにはいられない。記者もおそるおそる食べてみることにした。
まず原材料を見てみると、「ローズソース(水あめ、砂糖、チェリー果汁、レモン果汁、ラズベリーピューレ)」や「ストロベリーピューレ」、「プラムソース(梅エキス、砂糖、水あめ)」など食べ物らしい材料の中に、「ローズ香料」との表記が。バラの風味は香りで表現しているようだ。
ふたを開けると、鮮やかな赤のソースが現れる。これがニュースリリースに書かれていた「やさしく甘い香りが特徴のターキッシュローズを使用したローズソース」か。ソースの下には薄いピンク色のアイスクリームが隠れている。こちらは「優雅な香りが特徴のダマスクローズが香るローズストロベリーアイスクリーム」だろう。
念のため口に入れる前に香りをかいだが、ほのかに甘い香りがするだけ。ひと安心し、ソースをたっぷり付けて口に運ぶと…。
「うおぉっ!」
強烈なバラの風味に思わずのけぞってしまった。芳香剤、入浴剤、ハンドクリーム、ろうそく…。ネット上の感想に少し共感した。
編集部内で数人に食べてもらったところ、「子供用のコロンとか、におい玉みたい」「僕は結構好きな味」「ローズ味って大体こんな感じですよね」と、様々な感想が得られた。
残りは記者が食べたが、最初の強烈な印象にもかかわらず、3口目くらいから「あれ?美味しい」と感じるように。どうやらバラの香りは「ローズソース」に強く付けられているようで、1口目のソースが多すぎたことが衝撃の要因になったと思われる。
バラの味に馴染みがない人も、ローズソース少なめ、下のアイスクリーム多めで食べ進めれば美味しく味わうことができそうだ。