【BOOKウオッチ】
マンションは今買うべきではない!? 消費増税を損せず乗り切る法

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   消費税対策はもうお済みだろうか。いよいよ今年(2014年)の4月から消費税率が5%から8%に引き上げられる。知らずに損をした、なんてことのないようしっかり準備しておきたいものだ。経済全体でみると、ようやく上向いてきた景気に水を差すのではないかという声もある。増税を直前に控え、暮らしとアベノミクスの今年を占う。

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既得権の岩盤打ち破ることができるか

ちょっと待って! 竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?
ちょっと待って! 竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?

『ちょっと待って! 竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?』

   安倍首相が経済政策の3本の矢を引っ提げて登場してから1年余、景気回復がいくつかの具体的な数字となって現れるようになった。首相は「景気回復の実感を全国津々浦々にまで届ける」と意気込みを語る。ワニブックスの『ちょっと待って! 竹中先生、アベノミクスは本当に間違ってませんね?』(著・田原総一朗、竹中平蔵、1000円)は、ここまでは順調に来たかにみえるアベノミクスの今後について、産業競争力会議の有力メンバーである竹中平蔵氏にジャーナリストで評論家の田原総一朗氏が斬り込む。

   論点は様々あるが、いちばんのポイントは規制緩和だろう。「ドリルの刃」となって、既得権益の岩盤を打ち破ることができなければ失速の恐れもある。小泉純一郎内閣の構造改革を主導した竹中に田原が鋭く迫り、アベノミクスの課題と問題点を探る。

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