【パリ発】フランスでラーメンブーム到来? 行列もできた、パリ・ラーメンウィーク

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客の7割はフランス人、RAMEN はYAKITORI, SUSHIに続くか?

営業時間中は常にほとんど満席
営業時間中は常にほとんど満席 会場前には行列が
会場前には行列が

   このイベント、祖国の味を懐かしむフランス在住日本人を集めるかと思いきや、フタを開ければ、客の7割近くがフランス人。会場が、日本食材店、和食レストラン、日本書店などが並ぶ界隈にあるという地の利も手伝い、日本ファンのフランス人客も多かった。「日本のアニメやマンガが好きなので、日本の食べ物にも興味がある」「日本食は寿司と焼き鳥しか知らなかったけど、ラーメンを食べて、その幅広さに感心した」中には「今まで食べたラーメンの中で一番おいしかったわ」なんて日本食通らしきマダムも。他には「温かいスープの中にパスタが入っている、というフランス料理にはない、オリジナルな発想が面白い」「ベトナム料理のホーに似ている」など、様々な意見が聞かれたが、「とてもおいしかった」と満足する人がほとんど。

   YAKITORI、SUSHIがフランス人の食生活に浸透して久しいが、それに続いて今度はRAMENが新たな日本食ブームを巻き起こすかもしれない。


【プロフィル】
江草由香(えぐさ ゆか)
フリー・編集ライター。96年からパリ在住。ライターとして日本のメディアに寄稿しながら、日仏バイリンガルサイト『ビズ・ジャポン』http://www.bisoujapon.comの編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれる―女32才厄年 フランスに渡る』。趣味は映画観賞。

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