防犯意識の高まり受けヒット パナソニック「ドアモニ」に新モデル

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ワイヤレスドアモニター「ドアモニ」の新モデルVL-SDM110とVL-SDM210を発売
ワイヤレスドアモニター「ドアモニ」の新モデルVL-SDM110とVL-SDM210を発売

   パナソニックは2014年2月14日、工事不要のワイヤレスドアモニター「ドアモニ」の新モデルVL-SDM110とVL-SDM210を発売する。

   「ドアモニ」は来訪者があった時や外の様子が気になる時などに、部屋に居ながら玄関ドアの前の様子を見られるモニターだ。ワイヤレスドアカメラは玄関のドアに掛けて簡単に設置でき、モニター親機とは無線で通信するため、面倒な配線工事が不要で、これまでテレビドアホンを設置することができなかったマンションやアパートにも対応している。手軽さが受け、累計15万台の販売を達成という好調な売れ行きだ。

   同社の調査によると、強盗、空き巣はインターフォンで呼び出して鍵を開けさせ表玄関から侵入したり、所在を確認したりする手口が多く、確認せずにドアを開けたり居留守を使ったりするのは危険とされる。しかし玄関のチャイムが鳴った際の行動に関して調査したところ、60代男性の3人に1人以上(36%)、女性の22%が訪問者を確認せず「玄関のドアをいきなり開ける」と回答した。「男女ともに高齢者の、玄関周りの防犯意識や警戒心の低さがうかがえる」(同社)。一方で20代と30代および独身女性の防犯意識は高く、チャイムが鳴ると「誰が来たか不安」(56~58%)と感じるようで、ドアホンなどで訪問者を確認してから玄関を開けており、特に30代女性は88%が確認していると回答した。

   実際にドアホンを利用している人は47%おり、利用していない人で購買意欲もない人は「工事が面倒(35%)」「価格が高い(47%)」を理由にしている。

   こうしたことから、同社は「ドアモニ」ヒットの理由を「機能を制限した低価格帯商品も揃えており、不要派にも理にかなったこうした商品展開がヒット商品となった理由と言えそうです。特に、マンションやアパートなど、集合住宅住まいの方に人気です」と分析する。

   新型「ドアモニ」は無線通信方式にDECT準拠方式を採用し、モニターボタンを押してから画像を映し出すまでの時間が、従来のモデルと比べ大幅に短縮された。より早く来訪者の確認ができ、スムーズな画像確認も可能になっている。コンパクトな縦型デザインを採用し、従来の横型デザインに比べて、すっきり置けるようになった。価格は、いずれもオープン。

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