『ゼロ・グラビティ』見るならIMAXだ 樋口真嗣監督が成田HUMAXで魅力語る

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   第71回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が2014年1月13日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開かれ、現在大ヒット公開中の映画『ゼロ・グラビティ』(アルフォンソ・キュアロン監督)が監督賞を受賞した。

   世界51か国で興行ランキングNo.1を獲得し、全米週末興行ランキング3週連続1位を記録したスペース・サスペンス・エンターテイメント大作で、米国内でも大人気だ。

「ここ以外で見ると体験としてぜんぜん違う」「デブリよけちゃいました」

樋口真嗣監督(左)と氷川竜介氏(中央)によるトークショー
樋口真嗣監督(左)と氷川竜介氏(中央)によるトークショー
「(ゼロ・グラビティを)4回見たんですよ」

   人気アニメの実写映画『進撃の巨人』でメガホンを取ることで話題の樋口真嗣監督もこう明かす。11日、成田HUMAXシネマズ(千葉県成田市)で開かれた「『ゼロ・グラビティ』IMAX 3D新春スペシャルトークショー」でのことだ。

   『ゼロ・グラビティ』は「生命の存在が不可能な」宇宙空間に一人放り出された宇宙飛行士が、生き残るために奮闘する姿を、ロングショットを多用した臨場感溢れる映像で描き出した作品だ。映像の自然さを追求し、小物まで本物を再現することにこだわっている。「リアリティを追求したゼロ・グラビティという作品は(IMAXと)親和性が強い」とIMAXのアジア地区担当者も言うように、とりわけIMAX 3Dでの上映が好評だ。

   成田HUMAXシネマズのIMAXデジタルシアターは日本で唯一IMAX用の独立単独棟として一から設計され、国内最大級のスクリーンを持つ。『ゼロ・グラビティ』のような映画の迫力を体感するのに「理想の場所」(支配人)という。

「(4回のうち)2回をここでみたんですけど、ここ以外で見ると体験としてぜんぜん違うんじゃないかな。すごいな、と」(樋口監督)

   トークショーは「(同館に)IMAX好きの樋口監督からも絶賛のお声をいただいたこと」(ヒューマックス担当者)がきっかけで企画され、樋口監督と、自らを「IMAXオタク」と称しラスベガスでIMAXシアター行脚をした経験を持つというアニメ・特撮評論家の氷川竜介氏が招かれた。氷川氏も同館で見る映像の迫力に「デブリよけちゃいました。3回見たんですけど、はじめて」と笑う。

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