自衛隊元教官が叩き込む「The 社会人道」

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   JTBグループの法人向け旅行・ソリューションのサービス会社、JTBコーポレートセールスは、自衛隊の教育部隊で活躍した元教官の監修による"体験型人材育成プログラム"「The 社会人道」を2014年1月10日に発売した。

各企業の『理念』や『行動基準』の必要性を身体に浸透・定着させる

画像は、JTBコーポレートセールスのホームページ
画像は、JTBコーポレートセールスのホームページ

   2日間の日程の中で、「1つの基本動作を全員ができるまで何度でも繰り返す」訓練や「不測の事態に対し、チーム一丸となり困難(壁)を乗越える」といった体験を通じて、「自分の限界」をリアルに再認識させ、現場での状況「判断力」を養うという。

   新人など若手社員の課題とされる、社会人基礎力(協調性・主体性・規律・連帯感など)をはじめ、各企業の『理念』や『行動基準』の必要性を、自らの体験の中での気付きを通して、身体に浸透および定着させることが狙いとしている。

   同社によると、企業の研修担当者から、「ゆとり世代」「さとり世代」とも言われる新人・若手社員の特徴として"諦めが早い"、"無駄と感じた事はやらない"、"こじんまりしている"といった声が多くあがっている。そこで同社は、新社会人に対していかに社会人としてのマインドセットをさせ、かつ、自社の「理念」や「行動基準」を表面的な意味でなく、いかに本質を理解させて実行につなげていくかが、多くの企業における課題であると認識。自衛官の心構えの中に、①使命の自覚、②個人の充実、③責任の遂行、④規律の尊厳、⑤団結の強化、という考え方があり、これが、「組織戦」・「ミッション」・「プロフェッショナル」・「チームワーク」といった企業が掲げる「理念」や「行動基準」に通じることから、今回のプログラムの開発に至った。特にSNS時代のバーチャルな世界に影響を受けやすい若年層に対して、"リアルな実体験"から個々の業務(行動)の意味付けを理解させ、自ら気づき・考え・行動出来る社員を育てるとしている。

   今後1年間で企業の新人または若年社員研修での導入を中心に、10社300名以上の取扱を目指す。

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