【書評ウォッチ】日本を支配するカエル男とは 「責任転嫁」「現実逃避」を究明

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「荘子」や大乗仏教からの日本人論も

   ほかに、人のあり方については『日本人の心のかたち』(玄侑宗久著、角川SSC新書)が東京新聞と中日新聞に。

   日本人が大きなものも決して絶対化せず、対になるものを生み出し、両者を矛盾なくまとめあげてきたことを「荘子」や大乗仏教の言葉から説く。

   「心の生産性」を強調する、福島在住の禅僧作家の提言。評者は仏教心理学者の岡野守也さん。なんだか、ホッとできる。「カエル男」はどちらにひかれて読むだろうか。

(ジャーナリスト 高橋俊一)

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