コカ・コーラ「ホット炭酸飲料」が売上好調 ブランド担当者の語る「マーケティング戦略」とは…

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「ニッチで珍しい、で終わりたくない」

   売れ行きも消費者の認知も「想定以上」。次の課題は「どうやって飲んでもらうか」と語る。

「興味はあるが飲んでいないという方がまだたくさんいらっしゃいますので、札幌、東京、名古屋、大阪、でサンプリングをおこないました。自動販売機への展開ももっと増やして、買いやすい環境も整えていきたいですね」

   なお、サンプリングは好評につき、12月には金沢・仙台・盛岡・福岡での実施を予定している。

   まだ飲んでいないという人に向けては、「『ニッチで珍しい商品、ちょっと試してみてそれで終わり』という風にはしたくなかった。4年の研究開発を通じて、一度試したらまた飲んでもらえるようなおいしい味わいにこだわりました。一度試してもらえれば、ご満足いただけると思います」と自信を覗かせた。

   「カナダドライ ホットジンジャーエール」はコカ・コーラ史上、世界初のホット炭酸飲料。ジンジャーエキス配合でジンジャーフレーバーを引き出し、アップルフレーバーとシナモンフレーバーを加えることで豊かな香りと味わいを実現した。飲んだ人からは「おいしい」「カラダがあたたまる」「あたたかい炭酸の刺激が新感覚」など、さまざまな反響を得ているという。

   180ml缶で、価格は120円。

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