ダイキン工業は、基本性能である高い省エネ性に加えて、音声で快適性の向上や節電につながる運転方法を知らせる「音声アドバイス」機能を搭載した「うるさら7(Rシリーズ)」を、2013年12月10日に発売する。
新冷媒HFC32(R32)の採用で省エネ性能をさらに向上したほか、室温や湿度などの部屋の環境にあった運転方法をエアコンが自動的に判断し、知らせる「音声アドバイス」機能の搭載やスマートフォンによる遠隔操作機能の搭載で利便性がアップ。生活スタイルやニーズに応じてムダを削減する運転やサポート機能を大幅に充実した。
「音声アドバイス」機能は、室外の温度やエアコンの運転状況などを分析し、使用環境に応じた使い方を音声で知らせることで、節電と快適な運転を両立。冷房中に設定温度よりも外気温が低くなった場合や湿度が低く加湿暖房をオススメする場合など、節電や快適につながるアドバイスを可能にしたほか、運転停止時に電気代や目標電気代までの到達度を伝え、節電効果や使用状況を実感できるようにした。
また、暑い日に室内が高温に達した場合には知らせるだけでなく、自動で冷房運転を開始する「高温パトロール」機能を搭載するなど、より健康に配慮した運転ができる。
スマホでの遠隔操作は、「無線LAN接続アダプター」(別売)を接続することで可能になり、外出先からでもエアコンを操作できる。運転のON/OFFや温度などの設定変更だけではなく、1週間のタイマー設定や日・月別の電気代管理などの機能も搭載。新たに「お知らせ通知」機能を追加し、部屋が高温になった時やエアコンを消し忘れている時に、スマホに通知できるようになり、外出先からでも子供やシニアがいる部屋の状態の把握や、ムダな運転防止を可能にした。
さらに、リビングなど広い部屋で使われることが多く、消費電力が大きい主に20~26畳用の大型クラス(6.3~8.0kW)の省エネ性能を向上させた。室内機の構造の最適化によって送風効率が向上。また室外機の熱交換器の高効率化で、従来機に比べて7.1kWクラスで熱交換効率が約7%向上した。
適用畳数6畳~26畳まで10機種(14畳用は2機種)を用意。いずれも、オープン価格。