病気知らずのキャプテンの秘訣
『機長の「健康術」』多くの人の生命を預かる航空機のパイロットは一瞬のミスも許されず、心身とも健康であることが何より厳しく求められる。阪急コミュニケーションズの『機長の「健康術」』(著・小林宏之、1470円)は、日本航空のパイロットとして42年間1度も病気で休むことなく、63歳を超えてなお世界を飛び続けた「グレートキャプテン」の健康管理の秘訣を伝授しようというものだ。
健康管理は、リスクマネジメントという考え方から、食事や運動、睡眠、ストレス対応などに関して健康的な生活習慣をつくることが大切さだといい、日々の具体的な心掛けやテクニックを紹介する。そして、健康に良いとわかっていることを、実行、継続するために自分をコントロールする技術こそ健康管理の神髄と説く。