佐賀の日本酒で1万人がカンパイ! 佐賀県の蔵元29社で作る佐賀県酒造組合が主催して2013年11月28日、同県内の飲食店500店と、東京・芝浦の「佐賀県三瀬村ふもと赤鶏 田町本店」をサテライト会場にして、合わせて1万人による一斉乾杯にチャレンジした。
「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」推進
イベントは、13年6月に施行された「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」を広く知ってもらうことと、05年から毎年春と秋に認定会が行われている「The SAGA認定酒」(認定は1年間有効)の認知向上が目的。東京のサテライト会場には、出張で訪れていた同県の古川康知事が駆けつけ「佐賀の人はどこにいても佐賀の酒で乾杯しましょう」と述べ、グラスを掲げた。
佐賀市を中心に広がる佐賀平野は肥沃で、同県は九州にありながら実は日本有数の米どころ。古くからその土地柄を生かして日本酒を造る酒蔵が多く「日本酒県」の一つに数えられている。
「チャレンジ!佐賀県1万人で乾杯プロジェクト」では、同イベントの事務局の集計によると、佐賀県内の500会場で計7053人が参加、東京のサテライト会場では、55人がグラスを合わせた。